スズメバチ標本 その2
こんにちは~
先日の標本の前処理の仕方を説明するお約束でしたのでUPします。
1 捕獲したものを無水アルコールにどっぷり浸けます。
約2日間そのままにして、体内の水分をアルコールに置き換えます。
2 アルコール漬になっているので、関節も柔らかくなっています。
展肢板(※)に置いて、形を整えてムシピンで固定します。
※ 昆虫標本用の桐の板にコルクを張ったものです。発泡スチロール板か百均のコルクボードで充分です。
3 一週間ほど乾燥させます。
4 乾燥するとある程度固くなって形が変わらなくなります。
無理すると壊れてしまうので慎重に!
5 容器を用意します。シリコン製などだと再利用できます。今回は紙コップを使用しました。
6 レジンを容器の底5mmくらいの分混合し、流し込みます。
7 固まったところで標本を置き、さらに少しだけレジンを混合して流し込みます。
標本はレジンより軽いので浮き上がりを防ぐため、このようにして固定します。
8 ある程度固まったところで、完成型になる量のレジンを混合して流し込みます。
9 完全に固まったら、容器から取り出してサンドペーパー、クレンザー、磨き剤と磨き込んで完成です。
ちゅんちゅんさん、掲載有難うございます。
最後はピカピカにするんですね。なるほど。
ここのところは、ノウハウなんだろうなー。
ちゅんちゅんさん、詳細有難うございます。
これでまた楽しみがふえました・・・。