早咲きのファーゴットンフルーツ
会員サイトで、紀州みかんさんからのお困りごと相談がありました。
ファーゴットンフルーツがもう咲いちゃったそうです。
さてさて、この早咲きの花をどう利用したものでしょうね?
困ったときもそうですが、「必要は発明の母」です。
・切花は市販の切花延命剤を使うと長持ちしますよね。
・ファーゴットンフルーツには、どの市販の切花延命剤があうのか?
・貧乏性なので自分で作るのであれば、砂糖水でも少し長く持ちます。適正濃度は?
・水の中に酢やアルコールを1、2滴加えると長持ちするはずですが、これまた濃度は?
・茎の切り口に塩をすり込んだり、焼いたりする方方位もあるけれど、ファーゴットンフルーツには向かない?
・花瓶の中に10円玉を入れて、含まれる銅イオンで腐れにくくする働きはどうでしょう?
・全部を一度にには切らずに、開花したものを一輪ずつ摘み取って、瓶に入れて冷蔵庫に保存する。
1~2ヶ月保存しても枯れないハズ、さて誘引性は温存できるか?
特に最後のアイデアはいかがですか?素晴らしい実験が沢山できそうですね。
>開花したものを一輪ずつ摘み取って、瓶に入れて冷蔵庫に保存する。1~2ヶ月保存しても枯れないハズ、さて誘引性は温存できるか?
これで誘引作用が残れば夏分蜂にも対応出来ます^^
これって過去にチャレンジした人が必ずいると思います。
それでいい結果が出ていれば広まっていると思いますけど・・・
悠長に構えていたら・・・探索蜂が・・・(ひとの待箱ですが)。
こちら、分蜂モードに入った群れがあるようです。
昼は箱を作っては置き 置いては作り、夜は夜で種蜂の移動・・と尻に火がついた感じです~^^;
本来、ファーゴットンは遅咲きだと思います。
我が家のはまだ花芽が頭を出したくらいです。
園芸種のシンビジームもそうですが、販売しやすように早めに咲かせたと考えられます。
花は1ヶ月以上咲いていますから、充分仕事をすると思います。
この花は分蜂モードの後半、それも入居する寸前の蜂が強く反応します。
極端な言い方をすれば、キンに探索蜂が寄っているのに・・フォアゴットンにはまったく居ない・・というのが当たり前です。
これに寄って来るのは、元巣を出て蜂球状態にある群れの蜂・・と私は考えています。
したがって、この花に蜂がよって来たら 入居したがっている群れが近くに居る とみていいと思います。
使いようで 効率よく捕獲ができる? 面白い花です。
デボもそうですが、入居実行中の群を混乱させることがありますので 注意が必要ですね^^
こんばんわ。
延命方法で、サイダー(炭酸飲料)を3倍に薄めて長持ちさせるという方法があります。今年これで試そうかと思っています。あと茎は水に浸けて切るのは必須に思います。
ファーゴットンフルーツでうまくいくかも。
すずめさ~ん
実は、あの「日本一の妹」が咲いちゃっています。(ーー;
実験するなら切りますけど、「出張」でこちらに来ることはないですか?(^^)
おはようございます!紀州みかんです。
皆様、色々なアイデア、ありがとうございます。
1月中頃にインターネットで買ったフォアーゴットンフルーツで、花芽が動き出してました(蕾の頭がチョット見える状態)
水遣りを極力抑え、霜の当たらない5度~10度の部屋に置きました。
今、7本ある花のうち、1本が満開。
水をたっぷりやると、2日後に物凄く花軸が伸びて花が一気に咲きます。
逆に、水を抑えると、開花時期を遅らせる効果が有ります。
キンリョウヘンより、フォアーゴットンの方が管理はし易い感じがします。
私も、いよかんさんが仰る理論に関心を持っています。
昨年、キンリョウヘンの赤花(野生種)の花を蜂場に置きました。
分蜂1週間前の群が近くにいると必ず探索蜂が来ましたが、
分蜂しちゃうと、キンリョウヘンの花が咲いてても全く反応しなくなりました。
また、赤花の大株(葉が少し大きいので、シンビジュウムとの混血だと思います。)は、
他のキンリョウヘンに探索蜂が来ても、全く探索蜂が来ない花が有りました。
こりゃ駄目だと思って、蕾の無いキンリョウヘンを置いてる所に戻したら、数日で探索蜂が来だしたので、切り花にして、待ち箱の横に置いたら、その日の夕方に入居しました。
(葉の大きなキンリョウヘンがフォアーゴットンFの血統が混じってるどうかは不明)
従って、私も、
(1)キンリョウヘンの原種は、探索蜂が動き始めたら引き寄せる効果が有る。
(2)シンビジュームとの混血やデボニアナムの系統は入居直前の群だけを強く誘引する。
そういう可能性を感じています。
閑話休題
キンリョウヘンやフォアーゴットンフルーツの花を長持ちさせる方法ですが、
①咲かせる数週間前は余り高温にしない。
キンリョウヘンは暖かい部屋に1週間程度置くと花芽が動き出します。
花芽が伸び出したら、5~10前後の温度下に置いた方が、
開花後の花持ちが良いです。
(20度くらいの部屋に長時間置いたキンリョウヘンは、早く咲きますが、花持ちも悪い)
一気に咲かすと、花の細胞が軟弱で弱いのかも知れません。
逆に、低温化でじっくり咲かすと、細胞がしっかりと充実した花になり長持ちするのかもしれません。
②花が駄目になるのは、切り口が腐敗して水を吸い上げなくなる事。が大きな原因のようです。
従って、殺菌剤を花瓶(ビタミン剤の瓶)に少し入れると良い。殺菌剤としては、ハイタ―の1000倍液を使ってる人もいるようです。ジュースの缶を花瓶にする場合、10円玉を入れる人もいます。(銅イオンの殺菌作用を利用)
殺菌剤を入れても、出来れば水は3~4日で交換した方が良いと思います。
③花を長持ちさせるには糖分が必要で、ビタミンドリンク剤やポカリスエットを50~100倍に薄めていれる人もいるようです。
花屋さんに売ってる花を長持ちさせる薬は結局は、上記のような成分を混ぜてる(殺菌剤+糖分+ビタミン)ようです。
当然ですが、糖分が多いと、水は腐敗しやすくなります。
どれくらいの糖分濃度が良いのかは企業秘密でしょうね(^^)
水を3~4日で入れ替える時、花軸の下を切り戻し、ライターで軽く熱してやると花が水を吸い上げやすくなり、3~4時間でピンとします。でも、疲れ切った状態では、効果が薄いです。(バイアグ●と一緒(^^; )
今年は以上ような事に加え何か新しい方法がないかと思案してます。